庭の手入れや外構工事のあと、余った土をどう処分すればいいのか、家のどこかに置いたままになっていることはありませんか。
地域情報メディア『かしはら日和』のエリア担当ライター、あゆむです。相談を受けるときは、まず車で運びやすい場所かどうかから話すようにしています。
この記事では、家庭の庭土と工事の残土の違いから、橿原市のごみ収集で扱えるか、実際に相談できる窓口までを順番に見ていきます。
庭の土と工事の残土は扱いが違う
庭で出た土と、工事の残土は、同じ土でも扱いが違うことがあります。庭いじりで出た少量の土と、外構工事や解体で出た残土では、発生のいきさつがそもそも別ものです。
家庭由来か工事由来かで、この先確認する窓口も変わってきます。まずはどちらの土かを一度整理しておくと、後の動きに無理がありません。
家庭で少量の土が出たときの流れ
家庭菜園や花壇の手入れで少し土が余ったという場合、多くはご家庭から出た自然物としての扱いになります。橿原市では、こうした自然物を廃棄物として扱っていません。
- 庭土
-
家庭の花壇や畑の手入れで出る少量の土のこと
- 残土
-
工事や解体などで発生する土砂のこと
- 建設発生土
-
建設工事にともなって出る土で、行政の受入制度の対象になりうるもの
量が少なくても、まず橿原市の案内を確認するところから始めるのが安心です。
工事でまとまった残土が出たとき
うちも数年前、庭のフェンスを直す工事でまとまった残土が出て、置き場所に困ったことがありました。業者さんに聞いても、その場ですぐに答えが出るとは限らないんですよね。

土の量、写真に残しておくと後で助かります
量が多いと、家庭ごみの延長では考えにくくなります。工事由来の残土は、施工業者が処分先を手配することが多いですが、施主として内容を把握しておくと安心です。
橿原市のごみ収集では扱えない土
橿原市の公式ページでは、人工的な加工を施していない土・砂・泥・石などの自然物について、廃棄物とは観念していないとされています。つまり、家庭ごみの収集や持ち込みの対象にはなりません。
困ったときの相談先は、市の環境政策課(電話0744-47-3511)です。取扱事業者への相談が案内されている点も、先に知っておきたいところ。
橿原市周辺で相談できる3つの窓口
橿原市の周辺には、残土や建設発生土の相談ができる窓口がいくつかあります。ここでは実在する3つの窓口を紹介しますが、内容は変わることがあります。
| 名称 | 特徴・料金目安・アクセス |
|---|---|
| 日野建材(奈良県桜井市) | 外構工事や庭のDIYで出た残土を個人でも相談できる建材店です。橿原市を含む奈良県内からの持ち込み相談に対応しています。料金は土の量や状態により異なるため要問い合わせです。電話0744-45-5581、公式サイトhttps://www.hinokenzai.jp/zando/。 |
| 有限会社グリーンパーク(奈良県御所市) | 残土処理専用の処分地を自社で所有し、受け入れから処理まで一貫して行う事業者です。受け入れ数量に応じた料金設定とされていますが、具体額は要問い合わせです。営業時間は7時30分から17時、日曜・祝日は休みです。電話0745-62-6780、公式サイトhttp://www.nishijima-group.co.jp/。 |
| 株式会社丸義(奈良県橿原市) | 橿原市上飛騨町に事務所を持つ産業廃棄物収集運搬業者です。ダンプ車両での残土や砂利などの運搬に対応しており、車両や量による料金は要問い合わせです。電話0744-24-8536、公式サイトhttps://www.maruyoshi888.com/。 |
料金や受け入れ可能な量、混入物の扱いは、時期や現場の状況で変わることがあります。訪問前に必ず電話で確認しておくと安心です。
石やコンクリートが混ざる場合の扱い
見落としやすいのが、土の中に石やコンクリート片、木の根が混ざっているケースです。混入物があると、そのままでは受け入れてもらえないことがあります。
小石程度なら受け入れられる場合もありますが、コンクリート片や廃材が交じると、別の扱いになることが多いようです。
持ち込む量と車両を先に確認する
持ち込む量が増えるほど、車両の大きさや積み方の確認が必要になります。過積載や荷台からの飛散は、運搬中の事故につながる恐れもあります。
自分ならここで一度、量と車の組み合わせを見直すようにしています。
- 家庭由来か工事由来かを伝える
- 土の量とおおよその重さを伝える
- 混入物の種類を伝える
- 受け入れ可能な土質か確認する
- 事前予約が必要か確認する
土の量をおおよそでも測っておくと、その後の話がスムーズです。
運ぶ車両の積載量を確認しておきます。
受け入れ先に事前予約が必要かどうかを聞いておきます。
料金で勘違いしやすい点がある
よく迷うのが、料金の考え方です。土の重さや量だけでなく、混入物の有無や運搬距離で料金の目安が変わることがあります。
最低料金や追加費用の有無は、施設ごとに違う仕組みになっているようです。
受け入れを断られやすい場面もある
受け入れを断られやすいのは、混入物が多い、量が事前の連絡と違う、搬入時間の指定を守れないといった場面です。
現地に行ってから断られると、その日の予定が丸ごと崩れてしまいます。
不法投棄や無断処分は避けたい
残土は量が多いほど、空き地や河川敷にそのまま置いてしまいたくなる気持ちも分からなくはありません。ですが、無断での埋め立てや放置は、後から大きな問題になることがあります。
残土条例や土地造成にかかわる場合は、行政の窓口で事前に確認しておく必要があります。届出が必要なケースもあるようです。
橿原市の公式情報を確認する方法
橿原市のホームページには、家庭ごみの案内をまとめたページがあります。受け入れ条件や現在の状況は施設ごとに違うため、民間の窓口を利用するときは事前の確認が欠かせません。
電話で聞きたいときは、環境政策課(0744-47-3511)が窓口になっています。持ち込みや料金にかかわる内容は、資源循環課(0744-29-8086)が担当です。
土の処分で最後に伝えたいこと
もし庭や外構工事で残土が出ているなら、まずは量をざっくり測って、スマートフォンで写真を撮っておくといいですよ。今週末の空いた時間で十分です。
わたしも、フェンス工事で残土が出たときは、写真と量のメモがあったおかげで、業者さんとの話がスムーズに進みました。手元に記録があると、相談の電話も気が楽になる気がしています。
橿原市の案内を一度見ておくだけでも、次に何をすればいいかが見えてきます。無理のないところから、少しずつ動いてみてくださいね。













