引っ越しや片付けで一度にたくさんのごみが出たとき、「このまま施設に持っていっていいのか」と迷うことがあると思います。何が持ち込めて、何が断られるのか。事前に分別しておかなければいけないのか。その確認をしないまま車に積んで向かうと、無駄足になりかねません。
橿原市在住ライターのあゆむです。地域情報メディア『かしはら日和』で市内の生活情報を担当しています。わたし自身、車で市内を動くことが多いので、施設に行くなら入口の場所や駐車のしやすさから先に気になってしまうほうです。
この記事では、橿原市でごみを施設に持ち込む前に確認しておきたいことを整理します。持ち込み先の違い、対象になりやすい品目、持ち込めないケースの順に見ていきます。
橿原市でごみ持ち込みを調べるときの確認先
橿原市でごみを施設に持ち込む場合、ごみの種類によって持ち込む施設が変わります。まずここを確認しておかないと、違う場所に行ってしまうことがあります。
公式の確認先は橿原市のホームページです。「ごみ・リサイクル」のカテゴリに、可燃ごみの持ち込みと、粗大ごみ・不燃物・資源ごみの持ち込みがそれぞれ別ページで案内されています。施設の名称、住所、受付時間、手数料、問い合わせ先が一か所にまとまっています。
持ち込み先は二か所に分かれています
橿原市には、家庭ごみを持ち込める施設が二か所あります。持ち込む品目によって行き先が変わるので、先に確認しておくと動きやすいです。
- クリーンセンターかしはら
-
橿原市川西町1038-2。可燃ごみを持ち込む施設です。
- リサイクル館かしはら
-
橿原市東竹田町1-1。粗大ごみ・不燃物・古紙類・カン・ビン・ペットボトル等を持ち込む施設です。
可燃ごみをリサイクル館に、粗大ごみをクリーンセンターに持っていってしまうと受け付けてもらえません。品目を確認してから行き先を決めるのが先決です。
持ち込みできるか迷いやすい品目について
片付けをしていると、「これはどっちに持っていけばいいのか」と迷うものが出てきます。目安として、橿原市の指定ごみ袋(大)に入らない大きさのものが粗大ごみの基本的な区分になります。
タンス、木製の机、本棚、ソファー、じゅうたん、ふとんなどが粗大ごみの例です。これらはリサイクル館かしはらに持ち込めます。解体せずそのままの状態で持ち込めるのは、個人的には助かるところだと思っています。
粗大ごみとステーション収集の違い
橿原市では、粗大ごみは地区ごとに月1回、ステーション(拠点)収集があります。収集日に出せる状況であれば、施設に持ち込む必要はありません。
ただ、引っ越し直前や片付けのタイミングが収集日と合わない場合は、施設への持ち込みが選択肢になります。急ぎのときには持ち込みのほうが融通が利きやすいと感じています。
分別してから持ち込む必要があるもの
リサイクル館かしはらでは、持ち込む際に7種類に分けてから車に積み込むよう案内されています。分別が不十分だと、施設で対応を求められたり、持ち帰りになることもあります。
- 粗大ごみ(指定袋に入らないもの)
- 剪定木材(土や泥を落として縛る)
- 不燃物(電池・燃料は抜く)
- あきカン・あきビン(水洗いして)
- ペットボトル・プラスチックボトル
- 古紙類(新聞・雑誌・段ボールで分ける)
- 有害物(蛍光灯・乾電池・水銀体温計等)
車に積む前に、ある程度袋や箱で種類を分けておくと、降ろすときにスムーズです。
本人確認で見ておきたいことがあります
リサイクル館かしはらでは、持ち込みの際に住所を運転免許証などで確認しています。橿原市内で発生した一般ごみに限られているためで、市外からの持ち込みは対象外です。
本人以外が持ち込む場合は、事前にリサイクル館(0744-29-8086)に連絡が必要です。代わりに持っていってもらうとき、これを知らずに行くと断られる可能性があります。
料金で勘違いしやすい点があります
リサイクル館かしはらへの搬入手数料は、家庭のごみなら100キログラム以下は無料です。100キログラムを超えると、10キログラムあたり105円がかかります。無料という印象が強いですが、量が多いと有料になる仕組み。
クリーンセンターかしはらへの可燃ごみ持ち込みは、市指定ごみ袋で搬入する場合は手数料がかかりません。袋に入れずに持ち込んだ場合は10キログラムごとに52円(100キログラム超は105円)が発生します。袋を使うかどうかで扱いが変わる点は、意外と見落としやすいところです。
施設に行く前に準備しておくこと
行く前に手元に用意しておくと安心なのは、身分証明書(運転免許証等)と現金です。手数料は窓口での現金払いになります。
可燃ごみかどうか、粗大ごみ・不燃物・資源ごみかで施設が変わります。
現地で分けようとすると手間が増えます。積む前に種類ごとに分けておく方が楽です。
住所確認のための証明書と、手数料の現金を忘れずに準備します。
車で持ち込むときに気になる点
わたし自身が施設に行くとき、最初に気にするのは入口の場所です。クリーンセンターかしはらは、以前とは入口が変わっています。現在は「歴史に憩う橿原市博物館」側が入口で、「シルクの杜」側からは入れません。
初めて行く場合は、橿原市公式サイトの案内か地図アプリで入口を確認してから向かうほうが迷いにくいです。リサイクル館かしはらはリサイクル館計量棟(東側入口)に持ち込む流れになっています。

入口が変わっているので、事前に地図を確認してから行くと安心です
持ち込めないことがあるものについて
産業廃棄物、営業用の機材・器具、危険物、処理困難物は持ち込めません。家庭で出たごみであっても、一部のものは施設での受け入れができない場合があります。
特に注意が必要なのは家電4品目です。テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣服乾燥機は、家電リサイクル法の対象で処分方法が異なります。これらはリサイクル館にも持ち込めないので、別のルートで処分する必要があります。
施設に着いてから困りやすい場面
見落としやすいのが、スプレー缶の扱いです。中身が残ったままのスプレー缶は、ステーション収集では出せません。中身を使い切るか、リサイクル館へ直接持ち込む対応になります。
また、古紙として持ち込めないものもあります。濡れているもの、コーティングされているもの、レシートや写真、感熱紙は古紙回収の対象外です。「これも紙だから大丈夫だろう」と混ぜてしまうと、その分を分けるよう求められることがあります。
公式情報の確認先をメモしておくと便利です
受付時間、手数料、対応品目は変更になることがあります。「前に調べたから大丈夫」と思って行くと、案内が変わっていることもあるので、出かける前に一度公式を確認するのが確実です。
橿原市公式ホームページで「ごみ・リサイクル」のページを開くと、施設ごとの最新情報が確認できます。電話での問い合わせも受け付けています。クリーンセンターかしはらは0744-27-7757、リサイクル館かしはらは0744-29-8086です。
持ち込みの前に、まず一つ確認するとしたら
片付けが一段落したとき、全部を一気に解決しようとすると何かが抜けがちです。今日だけでも、手元にある「まず持っていきたいもの」が可燃ごみなのか粗大ごみなのかを一つ確認してみてください。それだけで持ち込み先が決まり、動き出しやすくなります。
わたしも以前、不燃物と可燃ごみを一緒に積んでクリーンセンターに向かってしまったことがあります。施設が違うと言われて一旦持ち帰った経験があるので、品目と持ち込み先の確認は先にやるようにしています。
品目が確認できたら、身分証と現金をバッグに入れておくだけで準備はほぼ整います。受付時間だけ改めて公式で確認してから向かってみてくださいね。その一手間で、無駄足にならずに済む確率がぐっと上がると思っています。












